第2章 / 10 of 10

第2章 黄泉の夏

10 命の道を歩く者

春を超え、夏へ至る者たちへ捧げる終焉の詞。

◆ 終焉詞しゅうえんのことば◆

 春を超えて 夏へと至る
 命の道を 歩く者あり

 託されし名を 抱きしめて
 想いの簪 風に鳴る

 咲くは一輪 夏の骸花
 終わりを告げて 始まりを告ぐ

 そして、秋は無明の帳を引く――

── 黄泉の夏 完 ──