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Rosen Saga III

ローゼン・サーガ

綴られぬ神と書かれし後継者

世界が混沌へ還るとき、薔薇の名を持つ精霊が、ひとりの神官長を旅へ誘う。

神々が世界を創り、精霊が息づき、魔導士が力によって人々を支配していた時代。
月の女神ムーミストに守護された都市国家メミスでは、三〇〇年ものあいだ神託が途絶え、魔導士の数も減少し続けていた。
神官長キースは、世界一の魔導士と称されながらも、神殿の外を知らず、自らの立場と力に疑問を抱いていた。

そんな彼の前に現れたのは、薔薇の香りをまとった美しい精霊ローゼン。
彼女は、世界各地で発生する〈混沌〉と、迫りくる世界崩壊の謎を探るため、キースに旅への同行を求める。
神殿を出たキースは、戦士シビウ、妖精フユ、魔導士たちとの出会いを経て、やがて精霊戦争、四貴精霊、眠り姫、そして世界そのものの真実へと近づいていく。

薔薇と魔導、精霊と混沌、愛と創世を描く、古典的な神話色の強い長編ファンタジー。

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