『失名の神と呪われし王女』は、名を奪われた王女セーレと、沈黙の記録者フロウが、忘れられた神々と記されなかった祈りを巡る神話幻想ダークファンタジーです。
聖都アークの王女でありながら、呪いによって黒き獣の宿命を背負ったセーレ。彼女は白き梟の姿を持つ記録者フロウとともに、月夜の森、仮面都市、霧の浮島、潮の街、記名都市、禁書の谷へと旅を続けていきます。
名を記すことは、存在を赦すことなのか。記録されなかった祈りは、消えたものと同じなのか。神の名を失った世界で、王女は何を呼び戻すのか。
Story Guide
物語の入口を短く整理しました。迷ったら「新約」から読み始める構成です。
『失名の神と呪われし王女』は、名を奪われた王女セーレと、沈黙の記録者フロウが、忘れられた神々と記されなかった祈りを巡る神話幻想ダークファンタジーです。
聖都アークの王女でありながら、呪いによって黒き獣の宿命を背負ったセーレ。彼女は白き梟の姿を持つ記録者フロウとともに、月夜の森、仮面都市、霧の浮島、潮の街、記名都市、禁書の谷へと旅を続けていきます。
名を記すことは、存在を赦すことなのか。記録されなかった祈りは、消えたものと同じなのか。神の名を失った世界で、王女は何を呼び戻すのか。
New Testament
改稿版として新たに公開する、現在の本編です。
Characters
失われた名、記録、仮面、祈りの断絶を背負う主要人物たち。

呪われし王女/名を記す旅人
聖都アークの王女。黒豹へと変わる呪いを背負いながら、忘れられた神々と奪われた名を追って旅を続ける。

沈黙の記録者/元祈祷騎士
セーレに同行する静かな記録者。夜には梟の姿を取り、沈黙と月の信仰に結びついた呪いを背負う。

記録体/小さな観測者
ルクスブレードに宿る記録装置のような存在。祈りと記名に反応し、旅を見守る。

断絶神格の貌/構造の使者
名、記録、記憶の境界を揺らし、観測不能な問いを突きつける神秘的な存在。

語られざる仮面の神/名を奪う者
仮面によって名を管理し、奪う存在。フロウの過去と沈黙の信仰に深く関わる。

失名の■■/精霊と神格の狭間の存在
彼女の名は世界から消えた。

公定立会人/契約を見守る者
太古から契約に立ち会う一族。力ではなく、そこにいること自体が契約の証となる。

断絶の救済者/失われた名を追う者
失われた名と断絶神格の痕跡を追う巡礼者。真実へ至る危うい道筋を示す。
Archive & Side Stories
本編の旧版、余白の短編、神話や地誌の断章を整理しました。

Library
神格・種族・地名・物語用語をまとめた資料ページです。
Curse Archive
セーレとフロウに課された獣化の呪いは、名を記す儀式の失敗、祈りの断絶、そして神格との接触によって生まれた異変である。

Sere / Black Panther
昼の光を浴びると、黒豹の姿へと変わる。白き祝福が反転した、祈られなかった名の影。

Flow / Silent Owl
夜になると、月神ムーミストの眷属である梟の姿へ変わる。沈黙の観測者として世界を見届ける。

Sere / Beast-Hybrid Form
完全な獣形に至る前、または信仰圏の影響で変質した中間状態。人としての意識と、名を失った獣の器が同時に存在する。