■Storyストーリー

暗い暗い闇の中――。
傀儡士である彼の悪夢は覚めることを知らなかった。
彼は自由に操ることができるからこそ〝その〟心を知りたかった。

妖糸を自在に操る傀儡士の魔導。
傀儡士は〈闇〉を操り、異界の者たちをもその糸で操る。
裂けた空間は〈闇〉とこの世を繋ぎ、〈闇〉は悲鳴があげ、泣き声をあげ、呻き声があげ、苦痛に悶える。
操り人形たちは傀儡召喚士の合図ともに踊り出す……。

関連作品

作品名 時系列と第1作 説明
夜桜お蝶~艶劇乱舞~ 江戸中期

傀儡士一族の祖先「お蝶」と「黒子」の物語。
すでにこの時代には〈召喚〉や〈闇〉などの技は完成していた。
愁斗などの直接的な先祖にあたるかは不明。

黄昏の魔王(仮称) 聖歴12年~
「クローバー同盟(仮称)」

愁斗の父「蘭魔(本名・蘭真)」の物語
仲間や友人に恵まれた学生時代から、シオンとの出会いと第一子「愁斗」の誕生、そして世界の敵となり魔王と呼ばれるまでの物語。
傀儡士紫苑で愁斗をサポートする姫野亜季菜の姉「姫野ユウカ」が蘭魔の友人として登場する。

エデン
アリスの章
ルナティックハイ
etc.
聖歴16年~23年
「氷の中のアリス」

人間としてのセーフィエルの妹「アリス」たちの物語と、「世界」の物語。
エデン本編では「時雨」を主軸にセーフィエルの娘「シオン(ノイン)」のことが語られる。
アリスの章では「セーフィエル」や魔導結社「D∴C∴」など、のちの時代で傀儡士たちに関わるものが登場する。
この作品でのアリスはセーフィエルによって創られた「零式」である。
ルナテッィハイにてアリスの所有者はマナから瑠流斗に移行する。

華艶乱舞 聖歴21年~
「不老孵化」

炎を身に宿す一族である「華艶」の物語。
ダークネス-紅-に登場する「紅葉」と「呉葉」の叔母にあたり、麗華の妹。
エデンシリーズのキャラが数多くゲスト出演している。
機械人形アリス零式が登場する。
夏凜は時雨の妹である。

傀儡士紫苑 聖歴36年~
「新・夢見る都」
(外伝「潮騒の唄」31年~)

「愁斗」の物語。
死んだ母「紫苑」の幻影を追い求め、消えた父「蘭魔」が敵として現れる。
母をかたどった傀儡「紫苑」とともに戦う。
魔導結社D∴C∴との戦い。
蘭魔とセーフィエルに創られた機械人形アリス壱式が侍女として愁斗をサポートする。
さらに蘭魔の旧友ユウカの妹「亜季菜」も登場する。
時雨の息子である「冬夜」は愁斗と同級生であり、物語に登場することが予想される。

ダークネス-紅- 聖歴39年~
「ダークネス-紅-」

姉妹「紅葉」と「呉葉」の物語。
ストーリーには「愁斗」が最重要キャラとして登場。
機械人形アリスも登場する。
さらに事件の裏に潜む「蘭魔」の幻影。
蘭魔の率いていたD∴C∴の完全解体。

ヴァーミリオン-朱- 聖歴62年~
「ヴァーミリオン-朱-」

愁斗とエリスの娘「呪架(本名・紫苑・伯母であり祖母の名前を受け継いだ)」の物語。
双子の兄「慧夢」との戦いを運命づけられる。
呪架の目的はシオンの妹であり、セーフィエルの娘「エリス」の復活。
銀河追放されていたセーフィエルが物語のキーポイントを握る。
セーフィエルは愁斗の祖母ということになるとともに、呪架の祖母でもある。
ダークネスの〈般若面〉が登場するが、呉葉の意思はそこに感じられない。
D∴C∴はD∴O∴T∴として復活する。

マリオネットクロニクル(仮称) 聖歴6X~

セーフィエルの一族、炎術士の一族、そして傀儡士の一族の物語の完結。
すべての仮面を脱ぎ捨てた愁斗の物語。
傀儡士シリーズのみならず、帝都エデンの終焉でもある。
シオンの魂を受け継いだ「氷駕」の登場。
氷駕の祖父は「時雨」であり、父は「冬夜」。
マナの娘「ルナ」も登場する。

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ここにある物語はフィクションであり、登場人物・団体・組織・現象などはすべて架空のものです。