・小説をそれっぽく魅せる方法1(見た目編)

 人間も見た目が10割りですw
 それが言い過ぎですが、見た目のよさは大事です。
 
 小説にも、パッと見「こいつ知ってるな!」という感じの簡単なルールみたいなのがあります。
 有名なところから書いてみましょう
 
「……」(三点リーダ)は基本的に2つで1組。「…」1個でも、「………」3個でも、シーンによっては好きに書いたらいいと思います。
 
「!」や「?」に文章が続く場合は「そうなんだ? そうなのよ!」と、ひとマス空けます。
 ちなみに縦書き小説だと「!?」は「!?」半角でひと組にします。
「!!」ですね。ただ「!!!」となると、全角と半角の両方。
 4つ以上になると、全角です。
 
「このように。」小説の場合は「括弧の文末に。を書きません」
 あとカッコは文頭にきても1マス空けません。
「正解」
「不正解。」
 
 数字は縦書き小説の場合は「一、二、三」と漢数字が基本です。
「一〇」とか書きますね。「十」と場合もあります。
 アラビア数字「1、2、3、」は表現的に必要な場合は使います。
 
 印刷やPDFファイルなど、決まった形で縦書き小説を公開する場合は、「ぶら下がり」など、いろいろとあるんですけど、まあそれはプロか、公募するひと以外、そんなに必要ないと思うので省きます。
 
 ちなみにここの文章は文頭で「 」ひとマス空けていませんが、普通は改行後の文頭はひとマス空けます。前述したカッコとか以外。
 ブログやメール、ウェブ上では1マス空けないのがスタンダードですけど。
 
 ここまであげたルールだけでも、だいぶそれっぽい小説になると思います。
 
 次に漢字編ですね。
 パソコンで小説を書くと、どんな漢字でも簡単に変換できるので、いっぱい漢字を使いたくなりますが、小説の世界は「ひらがな」に開くことの多い漢字があります。
 まあ、厳密なルールはないので、作家さんにこだわりがあるなら自由にやればいいですけど。
 
 たとえば「事」なんて字は、ひらがなで「こと」と書くことが多いです。
「出来る」「何処」なんて字も、普通はひらがなにします。
「〜ころ」「〜とき」なんかは、「〜頃」や「〜時」など、どっちも使われていたりしますね。
 ほかにもいろいろありますので、今度小説を手に取る機械があれば、どんな漢字かひらがなになっているか、注意しながら読んでみるのもいいかもしれません。