診断結果
syosetuのエロ絵を描くなら『ノーパン、ノーブラの状態で見知らぬ女に媚薬を飲まされ放置され腰だけあげて痛がっている絵』です。
「遅刻、遅刻ぅ~」
玄関を飛びだそうとした説小(セツコ)の背中に母の声が投げかけられた。
「朝食くらい食べて行きなさい!」
「そんな時間な……っ!」
開いていたセツコの口にトーストが突っ込まれた。それをやった母は朝日のような笑顔だった。
「はい、いってらっしゃい」
「ふぐぐぐぐ」
口にトーストをくわえながら『いってきます』と言い、セツコは家を飛び出した。
夏休み明けの始業式。ここ1ヶ月以上、いつも夜更かししていたせいで、早起きがつらい。新学期の初日から遅刻しそうだ。
住宅街を駆け抜ける。
トーストをくわえ、ケータイで時刻を調べながら、そのまま十字路に差し掛かり曲がった瞬間だった。
ケータイから顔を上げたセツコは目を丸くした。
急ブレーキの音。
焼けるタイヤの臭い。
口から落ちるトースト。
若いサラリーマンの運転手とすぐ正面で目が合った瞬間、世界は真っ白に包まれた。
一転して世界は暗黒に包まれた。
そこでセツコは男とも女ともつかない声を聞いた。
「……アストラル体で彷徨って……君の魂を……契約……元の世界に……君次第だ……私の名は……メフィ……フェレ……」
途切れ途切れの声。
セツコはしゃべろうとしたが声ができない。
そして、世界は再び真っ白になった。
目が眩む。
音だけが聞こえた。
まるですぐそこに軍勢がいるような喧騒。
唸るよう男の叫び声。
獣のような咆哮。
金属が交わる甲高い音がした。
爆発音がしたかと思うと、その風と砂を肌で感じた。
やがて開けてきた視界。
「戦場になんで子供がいるんだ!」
剣士が叫んだ。
驚くセツコ。
「えっ!?」
血なまぐさい戦場。
鋼の鎧を着た人間たちが、獣と戦っていた。
それはセツコは今まで見たこともない獣。象ほどもある狼に似た獣が火を噴き、虎の顔を持つ2本足で立つ獣人が斧で人間の首をはねた。
そして、セツコの目の前には獅子の頭、山羊の体、蛇の尾をもつ怪物が、突進して迫っていた。
車にひかれる寸前の光景がフラッシュバックする。
「イヤァァァッ!」
甲高い叫びをあげながらセツコは両手を前に突き出した。
セツコの体の周りに集まる大量の光球。
腕に刻まれし紋章が輝いた。
次の瞬間、セツコの両手が輝きを放ち、眼前の魔獣を焼き尽くし灰にした。
まるで音が消えたような無音。
放心状態のセツコはそのまま崩れるように、地面にへたりこんでしまった。
これは夢か現実か、その判断をしようとする思考すら回らなかった。目の前で起きていることをただただ理解できず混乱している。
ひとつだけわかっていることがある。
ここは死で溢れている。
そして、その死に自分も晒されているということだ。
急に恐怖が心の奥底から噴き上がり、セツコは眼を剥いて蒼白な顔をした。
「キャアアアッ!」
取り乱して叫ぶセツコに、青年剣士が駆け寄ってきて肩を抱いた。
「だいじょうぶか!?」
その声もまるで遠くから聞こえてくるようだ。
やがて人間たちの轟くような歓声が耳に届いた。
「あのキマイラを一撃で倒したぞ!」
「魔王軍が退却していく!」
「あの少女はいったい何者なんだ!?」
「救世主だ、女神様に違いない!」
目まぐるしく変わる現状。
瞬きもせず遠くを見つめるセツコの顔を青年剣士が覗き込んだ。
「おい、しっかりし……ろ」
突然、青年剣士の口から鮮血が溢れた。
青年剣士の首には紅い線が横に走っていた。
ずるる……と滑る生首が地面に落ちる寸前、何者かが髪を掴んで持ち上げた。
「残念だったわね」
その妖艶な裸体の胸と股間を這っている大蛇。不気味に微笑む女の髪の毛はすべて蛇だった。
生首を目の前に、そして牙を剥く大蛇に威嚇されたセツコは、いつに気を失ってしまった。
そして、謎の女が生首を人間たちに放り投げると、戦慄が駆け巡った。
「魔界の女王メドゥーサだ!」
だれかが叫んだ。
メドゥーサは大蛇に命じてセツコの体を捕らえ持ち上げると、周りを取り囲む人間たちを一瞥した。
「ヌストゥラデゥース預言書にあった救世主は、我が魔王軍の手に落ちた。絶望しなさい人間たちよ、おまえたちに希望の光などない。この世は大魔王様によって永遠の闇に閉ざされるのよ、おほほほほほっ!」
転送魔法によってメドゥーサとセツコが一瞬にして消えた。
戦場には死の臭いだけが残された。
――目を覚ますと、見知らぬ殺風景の部屋にいた。
部屋と言っても洞窟を切り開いたような場所だ。肌寒く、音がどこまでも響く。
セツコの両手首、両足首は壁から伸びる鎖で繋がれ、ある程度の行動はできても鎖を断ち切る術はなかった。
「どうして……なんなの!」
まだ混乱の渦中にいる。
手を動かし鎖を引っ張ったが、固定されている壁も頑丈で、ただ虚しく金属音が反響するだけだった。
このときセツコは気づいた。自分の腕に刻まれた紋章。刺青のようだが、その紋章から熱を感じる。まるで紋章が意思を持ち、生きているかのような――。
部屋に気配が入ってきた。
「目覚めたようね」
メドゥーサだった。セツコにとっては見知らぬ女。名前すら知らない。
「近づかないで!」
「その腕の紋章こそ救世主の証」
「来ないでって言ってるの!」
眼前に迫った大蛇が牙を剥いて風を切るような鳴き声をあげた。
ビクッと身を強ばらせるセツコ。その唇がメドゥーサに突然奪われた。
先が二股に割れた長い舌が口腔に這入ってくる。
……熱い。
絡みついてくる舌。それ自体が生き物のように、妖しく巧みに蠢く。喰われるように口腔を犯している。
(いや……気持ち悪い……でも……)
嫌悪感を抱きながらも、セツコの体は発汗を覚えていた。
握る手の汗。
口の中から溢れてくる唾液をセツコが垂らすまいと呑み込んだ。
のどもとを汗の粒が流れ落ちた。
メドゥーサの接吻は激しさを増す。
くちゅ……くちゅ……
舌と舌が混じり合い、跳ねる唾液が卑猥な音を鳴らす。
セツコは太ももを擦り合わせた。お尻のほうから股に掛けて、汗ばんでいるのが自分でもわかる。ショーツがいつも以上にぴっちり張りついてしまっている。
(どうしちゃったの……わたし……変な感じ……)
頭がぼうっとしてきた。まるで風邪が引いて熱っぽいような。
さらに胸をまさぐるように制服の上から揉まれた。
「ンっ……ぐ……」
布地が乳首に擦れる。
(やだっ……ノーブラ!?)
遅刻しそうになり急いで着替えたため、ブラをつけ忘れていたのだ。乳首がピンと勃起して、制服を押し上げてしまっている。
涎れが糸を引きながらメドゥーサの口づけが離された。
「アタシの唾液には媚薬の成分が含まれているのよ。もう感じて来てるんじゃない?」
妖しく笑ったメドゥーサ。
否定できずにセツコはただ息を呑んだ。
鼓動は走ったように乱れ、全身が火照ってしまっている。ショーツを濡らしてた汗は、やがて別のものへと変わっていった。
じゅわ。
真っ赤な顔をして恥ずかしそうにセツコは目を伏せた。
メドゥーサの体を這う大蛇が舌を鳴らす。
「蛇は嗅覚が鋭いのよ。この舌でニオイを集めるの」
大蛇がセツコのスカートの中に潜り込み、太ももを擦りながら股間に迫った。
「やめて!」
叫ぶだけで精一杯。強ばった躰は一歩も動くことができない。
蛇の舌がショーツの染みをシュルシュルと連続して舐めた。
「ああ、いやっ……いやっ……」
首をイヤイヤと振って泣き叫ぶセツコ。
じゅわ……じゅわ……
まるでお漏らしでもしたように、ショーツの染みが広がっていく。
「ここまでいやらしい臭いが漂ってくるわ」
意地悪そうにメドゥーサは言い、ひざを曲げてしゃがむと、セツコの股間の前に顔を向けた。
ゾッとしたセツコは勇気と力を絞って逃げようとした。
鎖には余裕がある。多少の対抗もできるはずだ。
「あなたの好きになんてさせ……なっ」
行動を取ろうとしたセツコの足がもつれて尻餅をついてしまった。
妖しく輝くメドゥーサの瞳。
「無駄な抵抗はやめなさい」
セツコの片脚に異変が起きていた。
色を失い、石と化してしまったのだ。
「きゃあっ、いやっ……あああっ」
怯えるセツコは背筋を凍らせながら、尻餅を付きながら後退った。だが、すぐに背中は壁について、逃げ場を失ってしまった。
床を這うようにメドゥーサがセツコの石と化した脚に近づいてくる。
「無駄な抵抗を続けるようなら全身を石に変えてあげましょうか? 石になっても意識は保たれたまま、永遠を過ごすのよ」
「…………」
セツコは震えながら無言で首を横に振った。
「ならおとなしくしなさい。おまえは大魔王様にとって大切なモノなのだから……」
メドゥーサは石の脚を抱きながら、舌を伸ばして舐め回しはじめた。
すると、どうだろう。石と化していた脚に色が戻りはじめ、精気を取り戻しはじめたのだ。紅潮する太ももが、唾液でヌメり光る。
ゾクゾクと太ももから走る快感にセツコは身悶えた。
「ああっ」
思わず熱い吐息が漏れてしまった。それに気づいて口を結ぶが、もうメドゥーサに聞かれてしまったあとだ。
「いいのよ、もっと欲望に溺れてしまいなさい」
舌を這わせるメドゥーサが股間へと登ってくる。
ショーツから溢れ出た愛液は床にまで滴ってしまっている。
「見ちゃいやっ!」
「本当は見られたくて堪らないのではないの?」
「そんなこと……」
頬を紅潮させながらセツコは顔を背けた。
メドゥーサは長い爪をショーツにかけると、ずるずると下ろしはじめた。
「いやっ、脱がしちゃだめ……ああっ、そんな……」
セツコは両手で顔を覆い隠した。指の隙間から覗くメドゥーサは艶笑を浮かべている。
ショーツを脱がされると、さらに割れ目に手が伸びてきた。
「あ……っ」
息を呑んだセツコ。薄毛の生えた割れ目がゆっくりとこじ開けられている。防波堤を失い一気に溢れてくる愛液。肉と肉の間に糸を引き、その先に薄肉色の秘境が見えてきた。
(見られてる……自分でも見たことないのに)
視姦されている。
メドゥーサの瞳は石化の魔力を秘めているが、今はその瞳で見つめられると、溶けてしまったように熱く感じてしまう。
「やはり救世主、魔力の源がまだ破られていないわ。正真正銘の処女だわ」
「ああっ、見ないで、見ないでっ」
「美しい処女膜だわ。まったく傷ついていない。指すらも入れたことないのではないかしら?」
「ないに決まってる!」
「なら、クリトリスは弄ったことあるわよね?」
「……そんなこと……したこと……」
「包皮を押し上げて勃起しているわ。触って欲しく堪らないのでしょう?」
メドゥーサは低く笑いを響かせた。
見られているだけなのに、肉芽がジンジンとする。
火照る肉体をセツコは押さえられなかった。
(触りたい……だめ……だめ)
媚薬の効果もあって、興奮に歯止めが利かない。今すぐに手淫をしてしまいたい。もしくは触って欲しい。
しかし、メドゥーサは立ち上がり、背を向けたのだ。
「あとは大魔王様が可愛がってくれるわ。おまえの魔力はすべて大魔様のものになるのよ。おほほほほほほっ!」
メドゥーサはセツコを放置して部屋を出て行ってしまった。
残されたセツコは床で悶えた。
止めどなく漏れる愛液が床にナメクジのような跡を残す。
(イキたい……)
呼吸が乱れる。
「はぁ……はぁはぁ……はぁ……」
手がゆっくりと股間へと伸びたが、それは太ももにきつく挟まれ止められた。
(だめ……こんなところで)
でも我慢できない。
瞳はとろんと溶けたようになり、口から涎れだらだらと零れるのを呑み込めず、すべて床に垂れ流してしまう。
手が股に吸いこまれる。
恥丘の柔らかい肉の盛り上がりに指が触れた。
あと少し――というところで、セツコは背筋をビクッとさせた。
目が合った。
天井だ、天井になにかいる。
人間の頭ほどの目玉がひとつ。そこからコウモリのような翼と足が生えている魔物。セツコのことを監視するように、じっとこちらを見ている。
視姦されている。だれもいなければ、もう我慢も限界で手淫をしてしまっていた。だが、見られているとなると話は別だ。
(えっちなこと全部見られちゃう……絶対だめ……我慢しなきゃ)
セツコは床で跳ねるように悶えた。
手足を繋ぐ鎖が音を鳴らす。
その鎖はいつの間にか、股間の割れ目に挟まれていた。
「ひぃぃぃっ、気持ちいいっ!」
愛液で濡れた連なる鎖が肉芽を擦る。
ほんの出来心で、バレないように鎖を挟むだけにするつもりだった。それがあまりの快感に、甲高い声で喘いでしまったのだ。
「あああっ、いいっ……うう……ンぐっ!」
ついには鎖を両手で持ち、取り憑かれたように尻と下腹部を交互に鎖を引き合った。
強烈な刺激は痛みすら伴うが、今はそれすらも狂おしいほど欲しかった。
腰を浮かせ、股間を高く上げて鎖をいったりきたり、ジャラジャラと音を立てながら動かす。
「うひぃぃぃっ……痛いけど気持ちいいよぉぉぉっ!」
張り裂けんばかりに真っ赤に充血した肉芽。
「イ……イッちゃう……うううあああああンっ!!」
ブシャアアアアアアアアッ!
膣が圧迫され、尿道から潮が勢いよく噴き出した。
ガグガクと下半身から揺れが全身へと広がる。
宙を仰ぐ瞳はなにも見ていない。
「もっと……もっと……」
絶頂を向かえたばかりなのに、貪欲に求めてしまう。躰は熱を蓄積していくばかり。肉欲が抑えられない。
「はぁ……はぁ……」
再び鎖でオナニーをしようとすると、部屋の扉が開く音がした。
瞬く間に部屋を蹂躙したイカのような臭い。
「大魔王マーラ様のおなぁり!」
下僕の怪物の高らかな声と共に、その巨大な影が部屋に入ってきた。
じゅるりと涎れを飲み干したセツコ。
「早くそのご立派なマーラ様をわたしに入れてぇン」
――その後、救世主はどうなったのか?
だれもそれを知る者はいなかった。
おしまい