バナナマンVSパン子
 嗚呼、あのパンティーの脹らみ。
 モッサモサの毛が中からパンティーを押し上げる。

 触ってみたいあの丘を!
 登ってみたい男なら!

 それだけではない。
 なんとパンティーからは毛がハミ出ているではないかッ!
 エロイ……あんな剛毛がハミ毛してるなんて……エロすぎる……。

 パンティーを頭にかぶるなんて変態すぎる!

 頭にパンティーなんてかぶったら、ほとんどハミ毛しちゃうじゃないか!!

 想像してごらん――。
 もしもお下げの子がパンティーを頭にかぶったら……。

 想像してごらん――。
 もしもアフロの子がパンティーを頭にかぶったら……。

 ストレート、天パー、縮毛矯正。
 でも残念なことに、ツルツルのアソコはあまりいないんだ。

 もう見ているだけなんて我慢の限界だ!

「バナナの先端でパンツの脹らみをスリスリしたい!」

 男はバナナを握り締め、パンティーをかぶった女子に襲い掛かった。

「うえっへへ、おまえのアワビを食べちゃうぞ~」
「イヤ、皮付きバナナなんてイヤ、そんな汚らしいバナナをアワビに押しつけないでぇン!」

 嫌がるアワビだが、もうすでにヌルヌルだ。
 バナナが、バナナがアワビに吸い付けられるぅぅぅっ!

 バナナが大きく震えた。

「出る! バナナからミルクが出ちまうぜ!」
「イヤよ、絶対にイヤよ、ミルクなんていらないわ。だってわたしはカキじゃないのよぉぉぉぉぉン!」
「うへへ、バナナとミルクでシェイクしてやる!」

 そのときだった!

「ちょっと待ったァァァァァッ!」

 バナナは驚き声をあげる。
「キサマはチョコバナナ!!」

 アワビはとろんとしながら歓喜の声をあげる。
「デカイ、ウワサには聞いていたけど、なんてデカさなのチョコバナナ!」

 黄色いバナナとは比べものにならない。
 このなんともイヤラシイ黒光り。

 見た目からしてチョコバナナのほうがエロイ!

 太くておっきいチョコバナナがアワビを責める。

 アワビはいつも以上にヒクヒクしている。
「あぁン、チョコが……チョコと一緒に蕩けてしまうぅぅぅ~」

 プシューーーッ!!

 ついにクジラが潮を噴いた。

 母なる海だ。
 いや、宇宙だ。

 嗚呼、これこそ宇宙の神秘だッ!!

 おわり


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