スイッチ
 フリル付きのキャミソール姿のご主人様は、ベッドの上で股を開いた。
「お舐めなさい」
 ご主人様の股間で立派に反り立つ肉棒。
 驚いた顔をしたメイドは、慌てて部屋を出ようとした。
 しかし、鍵が開かない!
 紅く濡れた唇でご主人様は意地悪そうに微笑んだ。
「どこへ行く気かしら?」
 ご主人様は紐の先についた鍵を指先で揺らして見せた。
 さらに慌てるメイドはドアノブを強引に回した。
「開けてください、今日でお暇にしてください!」
「絶対・服従。立場をわきまえなさい。あなたに暇を出すかはこのわたくしが決めるのよ」
「お願いします! お願いします! わたし……そんなつもりで……」
 メイドの視線の先で、肉棒がビクン、ビクンッと動いた。
 恐ろしいほどに艶やかな笑みをご主人様は浮かべた。
「仕方ないわね。なら、これをお舐め」
 ご主人様は長く伸びる片足を上げて、舐めやすいように差し出した。
 躊躇するメイド。足を内股にして震えている。
 冷たい視線をご主人様はメイドに放った。
「何様のつもり? あなたは金でわたくしに買われたのよ。舐めないのなら、金を返して一家で首でも吊るのね」
「……わかりました」
 小さく頷いたメイドはそろりとご主人様の足に顔を近づけた。
 紅いペディキュア。
 メイドは足の甲を舌先で少しだけ舐めた。
 ムッとした表情を浮かべるご主人様。
「違うでしょう?」
 瞳に涙を溜めたメイドは口を小さく開けて、ご主人様の中指と薬指を含んだ。
 次の瞬間!
 ご主人様が舐められている足でメイドの顔面を踏み倒した。
 ベッドに押し倒されたメイド。
 それを立って見下すご主人様。
 口の中に入れられた足をご主人様は掻き回した。
「ほら、綺麗にするのよ。指の間もしっかり舐めなさい……ああっ、そうよ、出来るじゃない」
 メイドは舌を絡めながら一心不乱にご主人様の足を舐めた。その瞳から零れる真珠のような涙。
 自分の指を舐めながら、ご主人様は天を仰ぎ恍惚とした。
 血管が浮き出た肉棒から垂れる汁がメイドの髪に雫を堕とした。
「次はわかっているわね?」
 ご主人様は腰を突き出して肉棒を誇示した。
 恐る恐るメイドは肉棒に顔を近づける。
 ドビュッ!
 急に噴き出した白濁汁がメイドの顔に飛び散った。
 どろりと鼻の横を垂れた白濁汁は、半開きになった口の中に入った。
 唖然とするメイドの目と鼻の先では、出したばかりとは思えない硬く太い肉棒が、異臭を放ちながら上下に揺れて手招きしている。
「早く咥えるのよ」
 まだまだ終わりではない。
 ご主人様の命令には背けず、メイドは舌を伸ばして、チロチロと亀頭を舐めた。
 メイドの髪の毛が鷲掴みにされ、上に引っ張られた。
「うっ」
「何のつもり? 咥えろと言ったのよ!」
「うぐっ!」
 ご主人様はそのまま髪をつかんだまま、メイドの頭を押して喉の奥まで肉棒を咥えさせた。
 苦しそうな顔をして、口から溢れる涎れを垂らすメイド。
「うぐぐ……ぐふっ……うぐっ!」
 肉棒を咥える喉の奥から、唾液よりも濃いどろりとした涎れが溢れる。
 ご主人様は堪らず膝を折って、ベッドに尻から倒れ込んだ。
「だめ……気持ちよすぎます……〝ご主人様〟ぁン!」
 甘い声でご主人様は叫んだ。
 急にメイド――否、〝ご主人様〟は肉棒から口を離して、口元を手の甲で拭うと、ニヤリと小悪魔の笑みを浮かべた。
「出来の悪い子にはおしおきが必用ですわね」
 〝ご主人様〟はフリル付きのスカートを捲ると、ガーターベルトの足を露わにして、さらにノーパンだった股間には、ご主人様――〝メイド〟のモノよりも巨大で暴力に満ちた肉棒が隆々と勃起していた。
 顔に手をかざして恥ずかしそうにする〝メイド〟に跨り、〝ご主人様〟は肉棒をケツ穴に一気に突き刺した。
「ぎゃああっ!」
 悲鳴を上げる〝メイド〟。
 〝ご主人様〟の小悪魔の笑みが悪魔の笑みに変わる。
「今夜もいい声で鳴くのね、わたしの奴隷ちゃん」
「ああっ、もっと……もっと……わたくしのケツマンコにオチンポを……くだ……さあああン!!」
「ケツマンコだけで満足ですの?」
 〝ご主人様〟は〝メイド〟の肉棒を握った。
 手のひらと四本指による摩擦運動と、親指による亀頭責め。
「ひゃああっ……んひぃっ……」
「ちんぽ気持ちいいの? そんなにちんぽ好きなの?」
「すひぃぃ……ちんぽ弄られるの……うひぃぃ!」
「ならもっとしごいてあげましょう」
 〝ご主人様〟は肉棒を逆の手で握り直して、余った手で〝メイド〟の顔についている白濁液を綺麗に拭った。
 そして、ベトベトになった手のひらを亀頭に押しつけた。
 握っている手は添えているだけ、亀頭だけを激しく責める。
 はじめはグリグリと手のひらで亀頭を弄んでいたが、次第に指だけを使って拭くように高速で動かした。
「ひっ……ひっ……うひぃ!」
 顔を引きつらせながら〝メイド〟は歯を食いしばった。
 亀頭を擦る指は、人指し指、中指、薬指を中心に、亀頭が指から指へと移動する瞬間に、その間の凹凸が強い刺激をもたらす。
 痙攣するように〝メイド〟は何度も腰を浮かせ、腹で荒々しい呼吸をした。
「ぎ……ぎぃぃ……」
 気が狂いそうな〝メイド〟は、白黒する眼を瞬きながら、涎れをボトボトと垂らした。
 さらに〝ご主人様〟は亀頭責めを激しくした。
「出ちゃいそうなの? 出しちゃっていいですのよ」
「ふひっ!」
 ブジョッ! ブジョジョジョジョッ!
 白濁液とは違うさらりとした液体が鈴口から噴き出した。
 全身で痙攣する〝メイド〟の亀頭を、鬼のように〝ご主人様〟は責め続ける。
「ほらほら、まだ噴けるでしょう」
 ブジョジョジョ!
 ベッドの上で跳ねる〝メイド〟に構わず、〝ご主人様〟は亀頭責めを続ける。
「まだですますの? ほらほら」
「死ふぅぅぅ……ふひひひぃぃぃぃぎぎぃ!」
「家畜奴隷の代わりなんていくらでもいますのよ」
「うひひひぃ……ごしゅ……ひぃぃ……」
「死んじゃえば?」
 ボジョ。
 最後の一滴まで絞り出された〝メイド〟は、白目を剥きながらベッドで何度も何度も跳ねた。
 〝ご主人様〟はケツマンコに突き刺していた肉棒を、ここに来て急激に激しく動かした。
「わたくしも……イクわよ……っ」
 寸前で〝ご主人様〟は肉棒を抜いて、先端をぐったりとする〝メイド〟に向けた。
 ドビュビュビュビュッ! ズビューン!
 暴れる肉棒から大量の白濁液が飛び散って、〝メイド〟の服を穢し、髪の毛までねっとりと犯した。
 小刻みに痙攣する〝メイド〟の髪の毛をつかみ、強引に顔を上げさせた〝ご主人様〟は、まだ漲っている肉棒を咥えさせた。
「最後までご奉仕してくださいませ」
 まるで道具のように〝メイド〟の口を使い、掴んだ頭を強引に上下させて綺麗に肉棒を舐めさせた。
 事が終わると、〝メイド〟を投げ捨てた〝ご主人様〟は、この部屋をあとにして、隣の部屋に移動した。
 そこには綺麗に整えられたベッドがあった。
 〝ご主人様〟はベッドの上に乗って、着ていたメイド服を脱ぎ捨てて、キャミソール姿になった。
 やがて、部屋の扉がノックされ、メイドがひとりやって来た。
 妖しく微笑みながら〝ご主人様〟は股を大きく開いて、勃起した肉棒を誇示する。
「お舐めなさい」

 おわり


■ サイトトップ > ノベル恥を捨てよ、街へ出よう!スイッチ ▲ページトップ