あとがき
 この作品を最後まで読んでいただいた方は本当にありがとうございました。
 まだ読んでいないという方は、ぜひとも読んでくださいね。

 さて、この作品はもともとリクエストで書いた小説です。
 リクエストされていたものとはだいぶ遠く離れてしまいましたが。
 なにぶん、はじめて各系統の話だったので四苦八苦しました。
 雰囲気も、文体も、まだまだ不慣れでつたないものだと思います。
 すでに書き直したい部分や加筆したいところもありますが、今はまだ書き直すのはやめて置こうと思います。
 いつか実力が上がったときに、またこの作品に取り組みたいものです。

 当初の予定よりも分量が多くなり、プロットにはないことを多く執筆したために、回収して切れていないような気がします。
 それと、公開の場を考え、描写を押さえたシーンもいくつもあります。
 残酷さや性描写など。
 マダム・ヴィーが描き切れていないような気がして残念でなりません。

 作中でマダム・ヴィーがマダムVではなかった理由。
 それはVではなく、ヴィーであることに意味があったからです。
 フランス語のvie=ヴィーという意味が込められていたからです。

 本当はGではなくて、Dとかのほうがよかったですね。
 探偵=detectiveのDとか。

 SやMはわかりやすいですね。
 Jにもいくつか込めた意味がありますが、語りすぎてしまうのはつまらないですよね。

 いつか、またマダム・ヴィーが夢を見る日まで。


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