第9話_Pool
 和清が音楽室にやってくると、なにやら先に来ていた男子たちが騒いでいた。
「おい、カズキ! おまえもこっち来て見てみろよ」
 ともだちに呼ばれ、男子たちが群がる窓際に行ってみると、その向こう側に夏の日差しを浴びた女神たち水と戯れていた。
 プールの授業だ。
 学園にあるプールは一般の教室からは見えない位置にあるが、音楽室の窓からはその一部が見えるのだ。
 紺色のスクール水着に包まれた少女たちの肉体。
「あれ3年生じゃないか?」
 だれかが言った。
 中にはこの年頃の女子に多い肉づきのよい丸い子もいるが、3年生にもなれば体ができあがっている子も多い。肉欲な女の体だ。
 男子たちは押し合い圧し合いになりながら、窓から身を乗り出して、バカ騒ぎをしている。
 それを見るクラスメートの女子たちの視線は冷ややかだ。
 和清は男子たちの輪には入らず、自分の席に戻ろうとした。
「爆乳のユカ先輩がいるぞ!」
 歓喜の声をあげた男子。その声を聞いて和清はピタッと足を止めた。
 決して爆乳に心を惹かれたわけではない。
 バスケ部に所属しているユカ先輩が、はち切れんばかりの胸を揺らしながらバスケをする姿は有名で、男子たちのエロネタによくされている。そのユカのクラスは3年3組だ。3年3組と言えば優輝と同じクラスだった。
 和清の頭に浮かぶ優輝のスクール水着姿。
 発育していない胸のあたりは幼い感じだが、水着姿になってもその美少女っぷりは失われることがないだろう――ただ一箇所を除いて。
 安易に妄想してしまった股間の膨らみ。
 スクール水着の美少女にはあってはイケナイその膨らみ。
 大きくて、その形が布地に浮き出てしまっている。
「ブッ!」
 急に和清は鼻を押さえてしゃがみ込んだ。
 近くにいた男子が声をかけてきた。
「どうした? おい鼻血出てんぞ、だいじょぶか?」
 鼻を押さえた手に感じる生温かい液体。
 女子たちがざわめきはじめた。
 和清に浴びせられる女子の冷たい視線。
「キモイ~っ」
 嘲笑混じりの女子の声。
 和清は慌てた。
「ち、違うんだって!」
 クラスメートたちは和清がスク水姿の先輩たちを見て、鼻血を出したと思っている。
「本当に違うんだって!」
 たしかに本当は違う。実際にはクラスメートの想像の上を行く、変態的な妄想で出てしまったものだ。そんな真実なんて口が裂けても言えない。
 鼻血は止まらない。
 手のひらで受け止めているが、今にも溢してしまいそうだ。
「ごめん、ちょっと手とか洗ってくる。先生に言っといて」
 言付けをして和清は音楽室を飛び出した。
 ティッシュなんて持ち歩いていないので、トイレットペーパーを取りに男子トイレに飛び込もうとしたところ、隣の女子トイレから人影が出てきた。
 和清は相手と目が合った。
「センパイ!?」
 少しうわずった驚きの声。
 トイレから出てきたのは優輝だった。
「あれっ、カズ君?」
 ここは3年生のフロアなので、和清がいることに驚いたようだ。
 和清は和清で驚いている。
「センパイ……プールの授業じゃ?」
「……出られるわけないでしょう。これから教室で自習」
 ムッとして怒っている。
 和清が妄想した優輝のスク水姿。あんな姿をみんなに晒したら大問題だ。プールの授業なんて出られるわけがない。それどころか、海水浴だってなんだって、人前で水着姿になれるわけがないのだ。
「わたしだってこんな暑い日にくらいプール入りたい。みんなばっかりズルイ。プールの授業なんてなくていいのに」
「僕もカナヅチだからプールの授業ないほうが……」
「カナヅチといっしょにしないで」
「センパイ泳げるんですか?」
「当たり前でしょう?」
 人前で水着になれないのだから、いったいどこで練習しているのだろう?
 優輝は手で鼻を押さえる和清の顔を指差した。
「鼻血床に落ちてる汚い。まさかえっちなこと考えてたんじゃないでしょうね?」
「これは、そのっ……あの……センパイのスクール水着姿想像したら……」
「うふふっ、残念でした。スク水は持ってないの」
 ちょっと嬉しそうな顔をした優輝。
 キーンコーンカーンコーン♪
 授業を知らせるチャイムが校内に鳴り響く。
「またね、カズ君」
 軽く手を振って足早に優輝がこの場を去っていく。
 去り際の優輝の笑顔がかわいくて、鼓動が高鳴った和清は大量の鼻血を出してしまった。

 夜遅く、深夜を回った夜更け。突然の優輝からのケータイ着信で和清は目を覚ました。メールではなく通話だった。
 内容は『今から水着持って学校来て』。有無を言わさず通話は切られた。メールでも優輝の命令には逆らえないが、通話だとさらにノーなんて言えない。
 夜も遅いし、めんどくさいし、なんで学園なんかに?
 嫌々ながら和清は水泳の授業用に準備してあった水着などを持って家を出た。
 待ち合わせの裏門では、先に着いていた優輝がバッグを持って立っていた。
「遅い」
 言い方が怒っている。声音が低い。
「これでも急いで走って……」
 和清の顔は玉の汗をかいている。
 夜になって気温は下がらず熱帯夜だ。少し走っただけで滝のような汗をかいてしまう。
「ついてきて」
 背を向けながら言った優輝は門を登りはじめた。
「センパイ!?」
「大きな声出さないで、バレたら問題なんだから」
「えっ?」
 水着を持ってこいと言われ、校内に侵入するとなると、もう想像はほぼ正解を導き出したに違いない。
 優輝についていくと、やっぱり到着したのはプールだった。
 だれも使っていない深夜のプール。風はとくに吹いていないが、水面は揺らめいている。
 さっそくこの場で服を脱ぎはじめる優輝。
「カズ君も早く着替えて」
 和清の目は服を1枚1枚脱ぎ捨てる優輝に釘付けだ。
 上着を全て脱ぐと現れたのはブラタイプの水着だ。幼い女児のようなツルペタの胸。ちょっぴり膨らんでいるのはパッドだろう。
 優輝は胸を隠すように自分を抱きしめた。
「ジロジロ見ないでよ」
「センパイのそういう姿はじめて見たから、すごい新鮮で、好きですセンパイ!」
「うるさい」
 下半身は膨らんだ下着姿や中身を何度も目にしてきたが、上半身はいつも服の上からしか見たことがなかった。
「服の上からだともっとあるように見えるけど、やっぱりないんですね」
「死ね!」
 優輝はすぐさま脱いだ靴を和清に投げつけた。
「いてっ」
「偽乳で悪かったですね!」
「僕はべつに胸なんてなくってもセンパイのことが好きです」
「なくてもは余計。なんかすごいムカツク。いいからカズ君もさっさと着替えて」
 言われて和清も着替えはじめた。その間も優輝のことが気になってチラチラ見てしまう。
 スカートをゆっくりと脱ぐ優輝の姿。スカートの下には、もう1枚スカートが隠されていた。水着のスカートだ。それを見た和清はなんだか残念な気持ちになった。
 大事なところが隠されている。
 あのスカートの先では、水着の伸縮素材によってアソコがキュウキュウに締めつけられているに違いない。想像した和清は自分の股間がキュウっとなった。
 いち早く着替え終わった優輝は、ちょうど全裸の和清に近づき、その股間を目にした。
 野外勃起。
「カズ君の変態!」
 優輝は叫びながらドンっと和清の背中を押して、プールの中へ突き落とした。
 バシャーン!
「うわっ、ううっぷ……ぼ……泳げないって!」
 手で水を何度も叩きながら慌てて暴れる和清。パニックだ。
「ほら落ち着いて、泳げなくても足つくから平気でしょう?」
「……ホントだ」
 水底に足をつけて、しっかりと立った和清。きょとんとした顔をつきをしている。一方の優輝は呆れているようだ。
「カナヅチってマジだったんだ」
 ジョーダンで突き落としたのに、和清のバタつく姿が必死すぎて笑えなかった。
 プールから見上げる優輝の姿。和清の目に飛び込んできたのは、スカートの中身だった。
 この位置から覗き見える膨らんだ股間。想像どおりの膨らみ。いや、想像以上に締めつけられきつそうな股間は、その布地にありありと形を浮かび上がらせている。
 水中に混ざる先走り汁。
 優輝がプールに飛び込んだ。跳ね上がった水飛沫が顔にかかり目をつぶる和清。
 和清は目元を拭いながら、再びまぶたを開けると、目と鼻の先には優輝が立っていた。
「まずは水に慣れることからね」
 イタズラに笑った優輝は和清の頭を押さえつけ、突然水底に沈めたのだ。
 水中で口から泡を吹き出して和清は慌てる。
 顔を出そうとするが、全体重を乗せて頭が押さえられている。
 必死な和清は水中で目を大きく見開いた。
 目の前で揺れる水着のスカート。
 その先の――膨らみ。
 血がたぎった和清は勢いよく水面から顔を出し、そのままの勢いで優輝に抱きついた。
「きゃ!」
 小さく悲鳴をあげて優輝が足下のバランスを崩す。
 和清は優輝を華奢な体を強く抱きしめた。
 ジト目をして和清の顔を覗き込む優輝。
「カズくぅ~ん、なんか当たってるんだけどォ?」
「センパイのことが好きで好きで、もう我慢できないんです!」
 先っぽが優輝の腹を押している。ちょうどのへそのくぼみにハマっている。
「ちょっとやめてよ、そんなところ突かないで」
「出したいです、出させてください!」
「変態」
 そうだ変態だ。
 深夜の学園に忍び込んで、全裸にプールに入っている。興奮してアレを大きくして、優輝に抱きつき自分からヤリたいと懇願する。
 優輝は水着の股間をズラしはじめた。
「ならまずはわたしのことを気持ちよくして」
 二人の先っぽがキスをした。兜合わせだ。優輝のほうが背が低いのに、向かい合って勃つと、先っぽが同じ高さになる。
「舐めて」
 命令されるまま、和清は水の中に潜った。
 巨大なモノが水中で上下に揺れている。
 和清はそれを手で包み込むようにつかみ、大きく開けた口から泡を吐き出しながらしゃぶりついた。
「んぐ……んっ……」
 口腔で奉仕しながら、鼻から熱い息を漏らすと、ゴボゴボと泡になって水面に上がっていく。
 ゴボゴボ……ゴボゴボ……
 息が苦しくなってモノから口を離し水面に顔を出す。
「ハァハァハァハァ……」
「もう一回」
 イタズラな笑みで優輝は命令した。
 再び和清は水中に潜った。
 ゴボゴボ……ゴボッ……
 頭を上下させながら、舌と唇を使ってフェラチオをする。
 息が苦しくなって、頭を振るとよけいにクラクラと意識がする。
 堪らず和清は水面に飛び出す。
「ゼェゼェゼェゼェ……」
 呼吸が激しくなり、脈拍も早くなり、頭が真っ白になって飛びそうになる。
 そんな様子を見る優輝はイタズラな笑みだ。
「もう一回」
 和清は大きく息を肺の奥まで吸いこんで、またも水中に潜った。
 目の前に太くて長くて大きいモノがある。
 酸素不足で頭もフワフワするが、水中で体もフワフワする。
 体の支えを求めてモノをつかむ。
 ゴボゴボッ……
 口からも泡が漏れ、口腔に水を溜めながら、丹念にしゃぶりつく。
 優輝の背がビクッと弓なりに動いた。
 冷たい水の中で敏感なアソコが冷やされ、しゃぶられると生ぬるく温められ心地良い。
 我慢が堪らなかったのか、優輝は和清の髪の毛を鷲掴みにして頭を押さえつけた。
 苦しくて苦しく、水面に上がりたくても、和清は頭を沈められて息ができない。
 水中で手をばたつかせる和清を優輝はまったく見ていない。顎を上げて、虚ろな目で遠い夜空を眺めて感じている。
 ゴボッ!
 大きな泡が水面で弾けた。
 そして、和清の動きが止まった。
「えっ?」
 瞳を丸くして驚く優輝。
「カズ君?」
 慌てて優輝は和清の体を持ち上げた。
 濡れた髪から水を滴らせ、青い顔をしている和清。
 優輝はその唇にキスをして息を吹き込んだ。
 暖かい空気が和清の口腔に広がる。
「うっ……は」
 目をパチッと見開いた和清は、意識を朦朧とさせながら、自分の置かれた状況がわからぬまま、その身を優輝に任せて舌を差し出した。
 ヌチャヌチャ……
 粘液が絡み合い、卑猥な音を立てながら、舌と舌が絡み合う。
 優輝の手が和清の後頭部を支え、何度も何度もしゃぶりついてくる。
「んっ……んぐ……んは……」
 冷たい水に浸かっているに、お互いの体温はグングンと上がっていく。
 一時的に萎えていた和清の肉棒も息を吹き返した。
 えっちな糸を引きながら口が離され、その濡れた唇を舐め取りながら優輝が微笑んだ。
「ヤリたいことがあるんだけど」
「なんですか?」
「んふふ」
 優輝が和清の腰をガッシリとつかむ、その体を水中で持ち上げた。
「このまま入れるよ」
「ああっ!」
 声をあげながら和清は手足を優輝の体に絡めて抱きついた。
 駅弁ファックだ。
 小柄で華奢な優輝のほうが和清を持ち上げている。水中でなければできないようなプレイだ。
「水の中でちょっと重いかも」
 つぶやいた優輝。
「センパイ、ちゃんと持ち上げてください……ああっ、奥まで入っちゃう!」
 ケツマンコを熱せられた鉄棒で串刺しにされたような感覚。口から出てしまうのはないかと思うほど、奥まで這入ってしまっている。
 振り乱した髪から水を飛ばしながら和清はより体を優輝に密着させた。
「ああっ、僕のことめちゃくちゃにしてください!」
 優輝の耳のあたりに顔を埋めて、和清は息を荒くしながら懇願した。
 フワッ、フワッ!
 和清の体が揺れるように浮き沈みする。
 水面が波立つ。
 ズンッ! ズンッ!
 優輝は和清の体を上下させ、同時に腰も使って突き刺す。
「カズ君もっと力抜いて。水に体を任せて浮かせるの」
「ああっ、そ……そんなこと言ったって……あああうっ!」
 優輝に抱きつきながらどうしても力んでしまう。とくにアソコが。
 肉棒は張り裂けんばかりに膨張して、優輝の腹部に自ら押しつけてしまう。
「僕っ……もう……」
「早いよカズ君! ちょっとダメだってば、早すぎる!」
「だって……ああっ……」
 こんな場所でこんな行為をしていることで、より興奮してしまって、いつもより早くイキそうだった。
 優輝の柔らかい腹に押しつけ、ケツマンコを鉄棒でほじくられながら、それでイッてしまう。肉棒にもっと直接的な射精を促すような刺激をしなくても、噴き出すまでに開発された和清の肉体。射精をコントロールしている――いや、されているのか。
「イッちゃう、センパイごめんなさい……ああああっ!」
 ブワッ!
 水中に広がる白い煙は我慢に我慢を重ねて、先のほうに溜まっていた薄い液体。そして、すぐに濃い白濁液がほつれた太い糸にように噴き出して、固まったまま水中を筋雲のように漂った。
 ぐったりとしながらも和清は優輝から逃げ出そうとした。
「もう勘弁してください」
 ケツマンコから優輝のモノを抜いて、人混みを掻き分けるように水をかいて、泳げない和清は水中を歩き逃げようとする。
「まだわたしイッてない」
 優輝は和清の両脚をつかんだ。
「わっ!」
 体を浮かせた和清は水中で体を横にして溺れそうになる。
 そのまま優輝が腰を突き出すと同時に、和清の体をグイッと近づけた。
 グサッ!
「ヒィィッ!」
 甲高い男子の悲鳴が夜中のプールに木霊した。
 陸上では為しえない体勢。
 交わった二人のシルエットは形の悪い+型。
 泳げない和清が泳いで逃げようとする。
 しかし、下半身はしっかり結合されているのだ。
 ケツマンコが激しく突かれる。
 そのたびに和清の口から泡が漏れる。
 ゴボッ、ゴボッ!
 水面に顔を上げないと死んでしまう。
 生死の狭間でケツを犯されながら、和清は必死になって腕を動かし、水を掻き分けて顔だけでも水面から出したい。
 その間もずっとケツマンコはズブズブと刺されたままだ。
 ゴッ……ゴボッ……ボボボッ!
 大量の泡が口から逃げていく。
 やっとの思いで和清は水面から顔を出した。そこで大きく息を吸いこんだが長くその体勢は続かない。再び上半身は水中に沈んでしまった。
 和清の肉棒はさきほどイッたばかりだというのに、また勃起してしまっている。こんな状況なのに興奮してしまっているのだ。
 お尻が気持ちよくて堪らない。内蔵からズンズン刺激が響いてくる。生死の境の興奮が、ケツマンコを犯される快感と相まって、性的な興奮に誤作動してしまっている。
 息が続かない。
 頭が真っ白に染まりそうだ。
 和清は平泳ぎのように腕を動かして逃げようとする。
 こんな必死な和清を目の前にしても優輝はお構いなしだ。
「カズ君そんなに暴れないで。もうすぐわたしもイクから大人しく死んでて」
 怖ろしいことを口走りながら和清をオナカップ代わりにする。
 優輝の声は和清に届いていない。その耳には水のゴボゴボという音だけが響いている。それでも優輝がイキそうなのは感じた。
 ケツマンコの中で優輝のモノが大きく膨らんだ。
「カズ君、カズ君、カズ君……あふっ……イッちゃうぅぅぅっ!」
 どりゅぶじゅじゅじゅじゅじゅっ!
 濁流が一気に直腸へと流れ込む。
 ふっと優輝の全身から力が抜け和清が解放された。
 瞳を閉じた優輝は水に身を任せ、仰向けで水面に体を浮かせた。脱力状態でプカプカと浮いて、水に流され緩やかに動いている。
 そして、和清は自分で気づいたときには、プールの端まで泳いでいたのだ。必死に逃げようとして偶然できた泳ぎだ。
「センパイ、僕泳げました!」
「見てない、もう一回」
「えっ?」
「もう一回泳いで見せて」
 言われて和清は挑戦したのだが……。
 悲鳴をあげながら手足をバタつかせ水底に沈んでいく。
 やがてその悲鳴も泡となって消えたのだった。
 和清が本当に泳げるようになるのは、まだまだ先のようだ。

 気を失っていた和清はプールサイドで、濃厚なキスにより目を覚ました。
 ちゅぱ……じゅぷ……
 唇を離してえっちな顔つきで微笑む優輝。
「カズ君のまた大きくなってるよォ」
 その手で和清の肉棒は握られシコされていた。
「ああっ、センパイ……ううっ」
「ねェ、もう一回水中でえっちしちゃう?」
「……はい」
 小さく和清はうなずき、優輝は嬉しそうに笑った。
「あしたのプールの授業でだれか妊娠しちゃったりして」
 ふたりの夜はまだまだ長い。
 プールが真っ白に染まるほど、ふたりはその後……。

 ぷーる おしまい


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